AI分野では、ChatGPTのように「人間と対話しているかのような自然な文章」や、StableDiffusionやAdobe Fireflyなどで「高クオリティな画像」を生成する「生成AI」の登場が、国民生活や企業活動に大きなインパクトを与えています。
⽣成AIには、仕事の⽣産性向上のみならず、さまざまな社会課題の解決に資する可能性があると言われています。生成AIによる恩恵を享受してデジタル社会の実現を加速するためには、⽣成AIを効果的かつ安全に活用することが期待されています。
2024年4月より、ITパスポート試験にも生成AI関連が出題されるべく、知識の細目であるシラバスが変更されています。
https://www.ipa.go.jp/shiken/syllabus/henkou/2023/20230807.html
シラバスバージョンは6.2になります。具体的な変更内容は、
- 「ITパスポート試験 シラバス」に、生成AIの仕組み、活用例、留意事項等に関する項目・用語例を追加
- その他、近年の動向等を踏まえた用語例などの整理
とされています。
なお、生成AIに関するサンプル問題が2023年8月下旬以降に公表される予定です。
出題範囲・シラバスについては今後も技術動向や環境変化等を踏まえ、内容の追加・変更・削除などの改訂が行われます。
ITパスポート試験の合格するには、過去問題を解くことです。下記書籍は、頻出問題を305問、過去問題を7回分収録。合格に近づくことができる受験者必携の1冊です!