iパスを知ろう!

iパスの試験の概要と勉強方法がわかる!

  1. チャレンジ! ITパスポート トップ
  2. iパスを知ろう!
  3. ITパスポート試験の概要を確認しよう【iパス 過去問】

ITパスポート試験の概要を確認しよう【iパス 過去問】

iパスはIPAが実施運営するCBT試験

iパス(ITパスポート試験)は、国家試験である情報処理技術者試験の1つで、IPA(独立行政法人 情報処理推進機構)が運営・実施し、平成21年春から始まりました。働く人が共通に備えておきたいIT(情報技術)と企業活動に関する知識が幅広く問われるのもので、受験資格や年齢制限はなく、誰でも受験ができます。

試験の方法は筆記試験ではなく、パソコンを使ったCBT(Computer Based Testing)という方式で実施されます。試験会場のパソコンを使った試験のため、試験会場の日程が合えば、いつでも試験を受けることができます。また、試験終了後、試験結果が画面に表示され、すぐに合否がわかるようになっています(正式な合格発表は、受験月の翌月中旬に行われます)。

CBTに慣れるためには、IPAが公開している実際の過去問題を使った「CBT疑似体験ソフトウェア」を使いながら、実際の試験画面などを確認するとよいでしょう。なお、身体の不自由等により、CBT方式で受験できない方のために、春、秋の年2回、筆記試験(特別措置)も行われています。

ITパスポート試験はどんな試験?

iパスは、国家試験である「情報処理技術者試験」の1つです。情報処理技術者試験は、下の表のように構成されています。iパスは、ITに関する基礎的な知識を問うものです。ITの知識を正確に理解することで、ITを活用するために大切な力を身に付けることができます。

ITパスポート試験の概要

試験時間と出題形式は?

iパスは試験時間が120分で100問出題され、問題はすべて4つの選択肢から1つ、を選択する四肢択一式となっています。解答する際は、効率よく、いずれかの選択肢を選ぶようにし、後で見直す時間を設けるとよいでしょう。また、普段パソコンを使い慣れている方でも、会場のパソコン操作に慣れるには多少時間がかかるかもしれません。落ち着いて、操作するように心がけましょう。

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どんな分野の問題が出題されるの?

iパスは、幅広いジャンルの知識が問われます。試験の出題範囲は、ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系の3分野に分かれていて、過去3回は、それぞれ下のグラフの割合で出題されています。それぞれの傾向を確認して、試験にのぞみましょう。最近では、用語やその説明を選択する問題だけではなく、具体的な事例を題材にした問題もよく出題されています。

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※平成26年5月7日の試験から、情報セキュリティ関連の問題が強化され、「セキュリティ」や「セキュリティ関連法規」などの出題が増えました。また、平成31年4月以降、新技術(AIやIoTなど)に関する出題が強化されました。
※新型コロナウイルス感染症の影響により、「令和2年度春期の公開問題」の公開は中止になりました。
※令和3年度から「公開問題」の公開は、春期の年1回になりました。今回は直近の過去3回の出題割合を示します。

合格基準は?

配点は1,000点満点で、3分野の総合評価点が「600点以上」かつ、各分野(ストラテジ系、マネジメント系、テクノロジ系)で「300点以上/1,000点(分野別評価の満点)」の両方を満たした場合、合格となります。3分野の総合評価点が600点以上でも、いずれかの分野で条件に満たない場合は、合格基準を満たさないことに注意してください(2022年5月現在)。

合格基準

※総合評価は92問で行い、残りの8問は今後出題する問題を評価するために使われます。また、分野別評価の問題数は、ストラテジ系32問、マネジメント系18問、テクノロジ系42問です。
※採点は、解答結果から評価点を算出する「IRT(項目応答理論)」方式を採用しています。

質問

ITパスポート試験は何という試験方式か?

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