情報セキュリティマネジメント試験は、令和元年までは集合会場でのPBT(Paper Based Test:紙試験)方式の試験で春期と秋期の年2回実施されていました。令和2年度〜令和4年度はCBT 方式で、CBT受験会場で実施されました。どちらも、午前試験、午後試験に分かれていました。
令和5年度からは、コンピュータを用いる方式となり、以下の形式で出題されます。

試験の合格率
令和5年度(2023年度)から実施された現行の情報セキュリティマネジメント試験で、令和7年9月現在までの月ごとの応募者数、受験者数、合格者数の推移は次のようになっています。

月によって異なりますが、毎月2,000 〜6,000名程度が受験しています。
月ごとの試験の合格率の推移は、次のようになっています。

これまでの情報セキュリティマネジメント試験では、平成28年の試験開始当初は合格率が80%以上と高く、その後年々問題の難易度が上がり、令和元年には合格率は50%前後となりました。その後、令和3年度から令和4年度まで実施したCBT 試験では、試験形式は変わらなかったので合格率は同様に50%前後でした。
令和5年度で科目A+Bの合計で判定する形式になってから、合格率は再度上がり、80%近くになりましたが、現在は70%前後にまで落ちています。
情報セキュリティマネジメント試験の受験者は初期の頃が一番多かったので、その頃に受験した人からは、「情報セキュリティマネジメント試験なんて簡単だった」という声も聞かれます。しかし、試験内容も新しくなっていますし、現在の試験はそれほど簡単ではありません。簡単だったという声を真に受けず、しっかり学習して試験に臨みましょう。そうして情報セキュリティマネジメントの考え方や知識を身につければ、確実に突破できる試験です。


