https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sg/index.html
上記では様々な企業の事例が紹介されていますが、多いのは、企業の信頼性を重視し、情報セキュリティの意識を全社的に高める必要があると考える組織が、人材育成の一環として全社的に導入する事例です。ITパスポート試験の上位試験として全社員に推奨している会社も数多くあります。
企業の他に、大学や専門学校など多くの教育機関でも活用されています。情報セキュリティのスキルはこれからの時代に必要なスキルですし、また、国家試験なので、合格すると就職活動の際に履歴書に記入することができます。組織で業務を行う人、または行う予定の人がこの試験に合格することによって、今の時代に役立つIT関連の知識をもっていることを証明できます。
情報セキュリティマネジメント試験へのステップアップ
情報セキュリティマネジメント試験は、情報処理技術者試験の中ではレベル2の試験です。情報処理技術者試験にはレベル1からレベル4まで四つのレベルがあり、レベル1が初心者向けで、順にステップアップしてレベル4まで上がっていくことが想定されています。そのため、情報セキュリティマネジメント試験を受験する場合には、次のように、ITパスポート試験からのステップアップが基本となります。

情報セキュリティの専門家へのステップアップ
前述した情報処理安全確保支援士試験は情報処理技術者試験のレベル4に相当するので、情報セキュリティマネジメント試験とは役割とレベルが大きく異なります。といっても、同じ情報セキュリティに関する国家試験なので、最終的に情報処理安全確保支援士を目指すにあたってのステップアップとしても、情報セキュリティマネジメント試験は活用できます。
情報セキュリティのスペシャリストとしてステップアップしていく場合には、次のように試験を活用していくことが一般的です。途中でレベル3の応用情報技術者試験についての学習を行うことで、無理なくレベルアップしていくことができます。



