実施方式
新しくなった基本情報技術者試験は、「科目A」「科目B」の2科目で構成されます。各科目の概要は次のとおりです。
科目A、科目Bは、それぞれ旧試験の午前試験、午後試験に相当しますが,旧試験では合計5時間かかっていた試験時間が、新試験では3時間10分に短縮されます。これにともない、問題数や問題構成も大きく変わります。なお、科目Aと科目Bは、同じ試験会場で1日にまとめて実施されます。
CBT方式
試験は、科目A、科目Bともに CBT(Computer Based Testing)方式で実施されます。受験者は、予約した日時に試験会場に出向き、パソコン上に表示された試験問題に対して、マウスを操作して解答します。
試験会場には複数の受験者が受験しますが、よーいドンでいっせいに試験をはじめるわけではなく、受付を済ませた順に試験会場に入り、指定された席に座って試験を開始します。試験会場によっては、別の試験を受けている人がいる場合もあります。
科目A試験の概要
科目A試験は、4つの選択肢から1つを選ぶ択一式の問題が、全部で60問出題されます。試験時間は90分(1時間30分)です。
試験問題の形式や出題範囲は旧試験の午前試験に準じます。ただし、新試験では1問当たりの解答時間が短くなっているので注意が必要です。
科目B試験の概要
科目B試験は、「アルゴリズムとプログラミング」(擬似言語による出題)と「情報セキュリティ」の2つの分野で構成されます。
科目B試験は、出題形式、出題範囲ともに旧午後試験から大きく変更されています。旧試験では1問の問題文が長く、設問も複数ありましたが、新試験では問題文が大幅に短くなっており、設問も1問につき1つです。
選択問題は廃止され、全20問が必須になりました(試験時間は100分)。また、個別プログラム言語(C、Java、Python、アセンブラ言語、表計算ソフト)による出題は、処理の流れを擬似的なプログラム言語で記述した擬似言語による出題に統一されます。
合格基準
新試験は、科目A、科目Bともに1,000点満点で、それぞれの科目で600点以上得点すれば合格となります。ただし、採点は IRT(項目応答理論)という方式で行われるため、配点は正答率などに応じて変動します。単純に6割正答すれば合格というわけではないことに注意しましょう。
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